更新日:2021.04.14チンパンジーのあれこれ① チンパンジーとは
チンパンジーのあれこれ① チンパンジーとは
皆さん、こんにちは。
新年度ということで、気持ちを新たにチンパンジーについての知識をより深めていってもらえればと思います。
では、まずチンパンジ―とはどういった生き物でしょう。
チンパンジ―は少なくとも700万年前に人間の祖先とわかれ、独自の進化をとげ文化を築いてきたとされています。
また、初期の人類は、チンパンジーとよく似た容姿をしていたと考えられており、チンパンジーが樹上で生活するのに対し、主に地上で生活していたとされています。
このことからもわかる通り、チンパンジーが進化して人間になったのではなく、共通の祖先が主に生活する場を樹上と地上でわかれ、それぞれ進化したとされています。
分類学的には一般的にサルと総称される霊長目に分類されます。霊長目の中でもヒト科・テナガザル科は類人猿と呼ばれ、より人間に近縁とされています。類人猿と他の霊長目の違いは尻尾の有無が一番明確と言われています。
このブログを読んだ方にはサル(monkey)ではなく、類人猿(ape)で呼んでいただきたいと思います。
次は体を見てみましょう。
人間と比べてみると、樹上で生活することが多い分気を上手に渡れるよう腕が長く、足が短い構造になっています。
指の構造は人間と同じく親指が他の指と向かい合っているため物を握りやすくなっています。しかし、チンパンジーの親指は他の指に対して短いため人差し指と親指で物をつまむのが難しく、人差し指と中指で物をつまむ個体もいます。
つまみにくい豆などは中指を使い、イモなどの大きいものは親指を使うなどモノの大きさによっても使い分けているようです。
そして、人間と同じように指紋もあります。指紋は滑り止めの役割をしているため木から木へ移動するチンパンジーには欠かせないものです。
おとなになるにつれて顔の色が黒くなっていくのも特徴の一つです。
子どもの頃は顔や耳や手足の先がうすだいだい色ですが
おとなになるにつれて黒くなっていきます。
どうでしょう?チンパンジーについてさらに興味を持っていただけたでしょうか?
今後もどんどん紹介していくのでチンパンジーを好きになっていただけると嬉しいです。
3年目飼育員 脇田