更新日:2021.05.10~ よく見るけど、これも外来種 ~
更新日:2021.05.10
~ よく見るけど、これも外来種 ~
先日紹介したシロツメクサ。
かんむりを作ったり、四つ葉のクローバーを探したりと、とても身近に感じますが、実はこれも外来種なのです。
「ツメクサ」という名前ですが、漢字にすると「詰め草」。
乾燥させたシロツメクサが荷物の隙間に詰められ、緩衝材として使われていたのです。
そして荷物と一緒に日本に入ってきてしまいました。
明治以降、外国との交流が盛んになるにつれ、多くの植物が日本に持ち込まれています。
オオイヌノフグリ
こちらもよく見かける小さい花ですが、日本にはもっと小さな花を咲かせるイヌノフグリという似た植物がいます。
イヌノフグリは在来の植物ですが、もともと小さいので探すのは大変です。
コバンソウ
観賞用として持ち込まれたイネ科の植物です。
観賞用、食用などで持ち込まれた植物が野生化してしまうことや植物の種などが意図せず持ち込まれ、日本の気候でも生育できる場合は、増えてしまうことがあります。
また逆に、日本の植物が外国で大繁殖してしまっていることも。
私たちに何ができるか考えてみましょう。
シロツメクサの蜜を吸うニッポンヒゲナガハナバチ
鈴木