更新日:2021.10.14オウルはここにおるよ
オウルはここにおるよ
どうも。トウホクノウサギ・フクロウ担当の中川です。月日が経つのは早いもので、今年度も下半期に入ってしまいました。皆様もお変わりございませんか。
さて、前回までで、トウホクノウサギの紹介が終わりました。前回のブログが気になる方は次のリンクからアクセスしてみてください。かわいいノウサギの写真が載ってますよ!! 前回のブログ「彼女はセリ」
今回は予告通り、オウルはここにおるよ?え?そりゃ当然でしょ、とお思いの皆様。その通りでございます。
私なりにフクロウを意味する「オウル(Owl)」とここにいるという意味の「おる」をかけてみたのですが、やはり文面だと伝わりづらい。ダジャレを言ったつもりだったので前回最後の名前の前に書く肩書を「滑るならスノーボード派」にしてみましたが、これがまた混乱を招く結果になってしまいました。
さて、自分のボケを自分で細かく解説するというむなしいことはここまでにして、今回のブログの本題である私の担当するフクロウたちをご紹介します!
まずは現在展示場に出ている2羽のフクロウからです。
顔が凛々しいですね。まぶしすぎます。
こちらは2羽のうちの茶色っぽいフクロウの「フクちゃん」です。「ちゃん」までが愛称です。呼ぶときに「フクちゃん」ちゃん、とはならないように気を付けてください。気になるフクちゃんの性別はわかっていません。野生保護個体であることとフクロウは外見での性判別が難しいことなどがあり、性別は不明です。でもまあ、性別がわからなくても確かなことだってあります。そう、このパッチリお目々を見ればかわいいことは一目瞭然です!
ではもう一羽のフクロウをご紹介します。
目が合いますね。こちらもお目々パッチリです。
こちらは2羽のうちの白っぽいのフクロウの「チャッピー」です。チャッピーも野生保護個体ではありますが性別は判明しており、メスのフクロウです。
先ほどご紹介したフクちゃんに比べて臆病で、よく木の高い部分に隠れるように止まっていることが多いです。大丈夫、何もしないよと声をかけてあげたいところですが、人間とフクロウの間には言葉という壁が立ちふさがります。なんとも恨めしい。しかし、言葉通じずともわかることだってあります。それはもちろんチャッピーはかわいいということです!!
2羽はそれぞれ異なる色をしていますが、展示場の中で見つけるのは至難の業です。
自然の迷彩服とでもいうのでしょうか。木や枝葉に紛れて見つけづらく、よくお客様が「何にもいないじゃん」と言っている声を聞きます。
フクちゃんは園路側手前の木に止まっていることが多く、チャッピーは園路から見て奥側の木の上の葉が生い茂っているところだったり、フクちゃんの真上あたりに止まっていることが多いです。そのあたりを重点的に探せば見つけられると思います。「手前と奥」と覚えておきましょう。私が展示場内にいる時などは、遠慮なくお声がけください。
さて、新米飼育員中川の動物紹介のトリを飾る鳥はシロフクロウの「ユキ」です!
もうこの斜め上からの写真だけでわかりますね。かわいい。なんで地面にいるの、いったいどういうこと考えてその表情してるのと考えれば考えるほど思います。かわいい。
ユキは今年で4歳のメスのシロフクロウでマイペースな個体です。
白い体にシロフクロウのメス特有の無数の黒い斑点が映えていますね。今年の4月末に暑さ対策としてバックヤードに移してから約半年ほど経ちましたが、こうしてまたみなさんにユキをご紹介することができ、担当者としてもうれしく思います。うれしくなったので担当者のとっておきの1枚をみなさんにも共有させていただきます。
その写真がこちら
さっきまでのちょっとクールな写真からは想像もつかない表情です。ギャップ萌えってやつです。換羽期間で顔周辺の羽がパヤパヤしているのもチャームポイントです。何度見てもかわいいですし癒されます。
この写真見ながらご飯3杯くらいは食べられるかもしれない私のとっておきの1ショットです。
冬季はまたシロフクロウとフクロウを交代しますので、みなさんにもぜひリアルなユキを見て、かわいい姿をカメラに収めていただければと思います。
さて、3回にわたってお送りしてきたトウホクノウサギ、フクロウ、シロフクロウの動物紹介はこれで終了となります。私の親バカっぷりに付き合ってくださり、ありがとうございました。
普段みなさんのお目にかかれないバックヤードの動物たちはいかがだったでしょうか。今後もブログを通して担当動物のことを発信していきたいと思いますので、これからもお付き合いいただければ幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
ウサフク担当者の動物紹介編 ~完~
~次回予告~
無事に動物紹介をやり遂げたウサフク担当者。ひとまずお疲れ様だ!
しかし、彼には休んでいる暇などない。ブログを楽しみにしてくれている人のため、そして、もっと多くの人にウサフクの魅力を伝えなければ!!そんな矢先、彼は1つの問題に直面するのであった、、、。
次回「ネタ切れ」 Cooming Soon!!
ついに恐れていたことが起きてしまった 中川