更新日:2021.09.28工事期間中の裏話 ~ライオン編~
工事期間中の裏話 ~ライオン編~
Jambo~~(「`・д・)「ガオオォ
9月はライオン舎の寝室の工事と、ミーアキャット舎の小屋新設工事などがあり、ちょっとバタバタした1ヶ月でした(。・ω・)
なかなかこういった機会はないので、どんな感じで動物たちが工事期間中を過ごしてしていたのかを少しご紹介します♪
ライオン舎はこんな感じです。
ライオンは特定動物*なので、特に飼育管理において厳重に扱う必要があり、万が一にも逃げ出してしまわないよう、ライオン舎の造りは天井までしっかりとフェンスで覆われています。
* 特定動物とは...日本の法律である「動物の愛護及び管理に関する法律」によって定められている、人の生命・身体等に害を加えるおそれのある動物のことです。特別な許可がないと飼育できません。
今回はフェンスの一部の交換や、吊り下げ扉のワイヤーカバーなどの改修工事をしてもらった訳ですが...
なんと、工事中のライオン舎はこんな事になっていました( ゚Д゚)!
「フェンスがない」
※奥からチラっとのぞいているのはフクです(^^)
ライオン舎は4部屋あり、管理用通路を挟んで2部屋ずつになっています。
分かりにくいと思うので図にしてみました。
1部屋=寝室+サブ運動場 としているのですが、寝室とサブ運動場は分けることもできます!
工事中はフェンスを外す作業があったので、工事期間を1工区・2工区と分けて、ライオンたちには寝室①②側で過ごす期間と寝室③④側で過ごす期間を設けました。
やっぱり、フェンスがない状態のライオン舎は恐怖ですね...!
普段当たり前に使用している獣舎ですが、施設整備を計画して手続きをしてくれる人がいたり、実際に施行してくれる人がいたりと、飼育員側からしても安心安全で、動物福祉に配慮した飼育管理ができるのは本当にたくさんの方々に支えられているからなんだなと改めて感じました。感謝です。
工事中は、普段聞き慣れない大きな音が出てしまうので、ライオンたちがびっくりしないかと心配していましたが、
3頭とも、全く気にすることなく伸び伸びと過ごしておりました(・ω・)♪
特にシドウは工事中どんな音がなっていても上の写真のように爆睡していて、大物だなと思いましたね(笑)
そして無事何事もなく工事終了♪
9/17より展示を再開しています!大変お待たせいたしました!
ありがとうございましたm(_ _)m
次回のブログはミーアキャット舎の工事期間中の裏話をご紹介予定です!お楽しみに!
飼育展示係 鈴木(由)