更新日:2021.12.10ズーラシアスクール 第2回「動物の体と行動」
ズーラシアスクール 第2回「動物の体と行動」
皆さんこんにちは。
11月20日にズーラシアスクール第2回目を実施しました。
(前回のブログはこちら「第11期ズーラシアスクール開校!」)
前回はズーラシアスクールではどんなことをやっていくのかを子どもたちに説明し、3つのチーム(インドゾウ、ヒガシクロサイ、ミナミアフリカオットセイ・フンボルトペンギン)に分かれました。
今回のテーマは「動物の体と行動」。
前回の授業で観察した動物たちの体つきや行動について、気になったことや発見したことを宿題にしました。
まずは子どもたちが気になったことを、チームのみんなと共有し飼育員が解説します。
そのあとはチームに分かれて、さっそく動物の観察へ!
と、その前に今日はどんなことに着目し、動物の観察を行うのかを考えてもらうため、一度チームで議論します。
インドゾウチームでは、観察の前にインドゾウをノーヒントで描いてもらいました!
子どもたちが頭の中で思い描くインドゾウの姿、そしてゾウの姿をどのくらい知っているのかとても楽しみにしていました。
そして、普段インドゾウのバックヤードツアーなどを行っている私もノーヒントで描いてみました!
何も見ずに描くと、案外細かいところは覚えていないことを実感しました。
そしていよいよ動物たちの観察の時間です!
今回は細かい点を見てもらえるように、秘密兵器のタブレットを使いました!
タブレットを使って、インドゾウ担当者が近くで撮影した映像を子どもたちに見てもらいました。
子どもたちは「口の中を見せてください!」「鼻の先が栗みたい」「耳はそんなに丸くない」など興味を持っていろいろな発見ができた様子でした。
観察が終わった後にもう一度、ゾウの絵を描いてもらいました。(左側が観察前、右側が観察後)
観察前に描いたゾウの絵より、より細かいところまで描けているように感じました。
こうやって並べてみると、子どもたちそれぞれの絵のタッチがわかってとても興味深いですね!
ミナミアフリカオットセイ・フンボルトペンギンを観察したチームはというと・・・
オットセイやペンギンを観察し、海で暮らしていくために必要な体のつくりなどを学びました。
大好きな動物をじっくりっと観察することで、子どもたちはいろいろな発見があったようです。
最後に全体で今日学んだことを共有して、第2回目の授業は終了しました。
次回は動物の生息している環境まで視野を広げ、「野生での現状とそこに関わる環境」について考えていきます。
ズーラシアスクール担当 飯田