更新日:2022.12.16冬のニホンアナグマたち
更新日:2022.12.16
冬のニホンアナグマたち
最近のニホンアナグマたちの様子です。
昼間様子を見に行くと...あれ...
いない...
野生のニホンアナグマは、冬に活動量が低下し巣穴にこもります。(地域差はあるようです)
当園でも、気温が下がってきてからは日中展示場内にある巣穴にこもりっぱなしで、姿がほとんど見えない状況が続いています...。
元々夜行性の動物なので季節問わず昼間は基本的に寝ているんですが、いっそう会うのが難しくなっています。申し訳ありません...。
朝も夏場は獣舎に入ると扉に張り付いて待ち構えていたのに、最近は巣箱にこもって眠そうにしています。
エサの時間は活発になるのですが、食べるとまたすぐに寝てしまいます。
春まではこのような状態が続くかと思います。なかなか姿は見えませんが、3頭とも元気にしていますよ。見た目もこの通りむっちり。まるまる。
しっかり脂肪を蓄えて冬の準備は万端です。
開園直後と閉園前は活発に動いていることがありますので、ぜひ帰りがけにでも立ち寄っていただければと思います。【巣穴から顔を出すマサムネ(左)と眠そうなセンダイ(右)】
なお、12月と1月の日本の山里ゾーン、アマゾンの密林ゾーンの動物たちの展示時間は16時までとなっておりますのでお間違えなく...!
飼育展示係 宮本