更新日:2022.03.19バクとウマ
更新日:2022.03.19
バクとウマ
今年の1月にズーラシアではマレーバクの赤ちゃんが生まれました。
マレーバクの赤ちゃんはとてもかわいいですね!
3月9日より一般公開と愛称投票も始まり、ズーラシアではマレーバクフィーバーとなっています。そんな人気沸騰中のマレーバクに便乗して、ぱかぱか広場のブログでバクとウマの意外な関係についてお伝えしようと思います。
実は、バクとウマは同じ仲間なのです。同じ仲間と言ってももちろん動物種は違います。よく動物園などで見る〇〇目△△科という分類で〇〇目が同じなのです。
ウマ:奇蹄目ウマ科
マレーバク:奇蹄目バク科
(前足の感じがそっくりでしょ?ちょっと真似してみました・・・)
見た目はかなり違いますが同じ奇蹄目ですね。
奇蹄目の特徴はざっとまとめると・・・。
- 指の先端は蹄で覆われている
- 中指がバランスの中心になるように立つ
- 草食性で、切歯と臼歯が発達している
- 胃は1つで大腸が発達している(反芻はしない)
やはり見てもすぐにわかる奇蹄目1番の特徴は蹄!
馬の肢には、1つの大きな蹄があります。
こちらはバクの後ろ肢の蹄。3つの蹄があります。古い写真ですが・・・。
「はいはい、奇蹄目というぐらいだから、蹄の数が奇数なんでしょ」と聞こえてきそうですが、
実はバクの前足の蹄は4つあります!!
写真がなかったので、マレーバクの赤ちゃんを見に来た時によ〜く観察して見てくださいね。
それから、ズーラシアにマレーバクを見に来た時には、ぱかぱか広場にもぜひお立ち寄りください!
梅の花が満開を迎えています。そして、ぜひともぱかぱか広場のイベントに参加してもらいたいところなのですが、ぱかぱか広場のイベントは、まん延防止等重点措置により中止しています。
イベントが再開してまた皆様にお会いできるようになることを楽しみにしています。
ぱかぱか広場 北川健史