更新日:2022.09.20ライオン担当者が見た、アフリカ紀行!~ニャクエリの森・散策編①~
ライオン担当者が見た、アフリカ紀行!~ニャクエリの森・散策編①~
Jambo~~(「`・д・)「ガオオォ
前回のブログ:ライオン担当者が見た、アフリカ紀行!~ニャクエリの森・マサイのおもてなし編~
☆★旅スケジュール★☆
1日目■日本発
2日目■ケニア・ナイロビ着
3日目■ニャクエリの森
4日目■ニャクエリの森
5日目■移動
6日目■マサイマラ国立保護区
7日目■マサイマラ国立保護区
8日目■マサイマラ国立保護区
9日目■移動
10日目■マサイマラ大学訪問
11日目■シェルドリック動物孤児院
12日目■帰国
さて、早速ニャクエリの森の散策です!
森はとても広く、地図などありません。ランカス家の皆さんが頼りです。
ランカス家のエリザベスも散策に一緒に来てくれました!
以前こちらのブログ(チーラン~裏側紹介②~)でマサイシュカについてお話しましたが、エリザベスが巻いている布がその "マサイシュカ" です。
森の入り口では...
シマウマ発見です!!
残念ながら、すぐに去ってしまったのでいい写真を撮影出来ずでした...。
まだ子どものシマウマでしょうか?体毛がふわふわしていますね。
続いて出会ったのは...
この黒いライン。一体何かわかりますか?
正解は" グンタイアリ " です!
メディアや本などでもよく特集されている有名なアリなので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
グンタイアリは、普通のアリと違って一ヶ所に巣は作らず、大量の群れが軍隊のように移動をしながら生活をしています。
アリの中でも獰猛なことが知られており、相手がどんなに大きな動物でも、大きく協力なアゴを使い、そして相手を圧倒するほどの膨大な群れの数で獲物を襲うことから"最強のアリ"とも謳われています。
もちろん、何もせずすぐにその場を離れてしまえば問題ありません。
しかし、例えば寝ていたりなど、身動きを取ることが出来る状態ではないときは危険です。ですから、足を怪我して弱った大型の動物などはグンタイアリの格好の餌です。
マサイ族の人々も「このアリの大群を見つけたら避けて歩いて」と言っていました。
私もテレビや本でその存在は知ってはいたものの、実際にグンタイアリの大群を目の当たりにするとその迫力に圧倒されました。
さすがはアフリカ、厳しい自然界の中で大型の動物もいれば、足元にも生きるために進化をし続けてきた強い昆虫もいるんだなと改めて感じました。
続いても足元の景色です☆★
草食動物の糞に群がっている...
フンコロガシです!
とてもきれいに丸くなっていく糞を見てとても感動しました...!
フンコロガシは糞を転がして安全なところまで運び、食事をします。その移動の際、フンコロガシは迷うことなく糞を運ぶことが出来るという研究結果があります。本当に不思議ですよね!
散策ネタは長くなりそうなので、次回のブログに続きます☆
飼育展示係 鈴木(由)