更新日:2022.09.24ライオン担当者が見た、アフリカ紀行!~ニャクエリの森・散策編②~
ライオン担当者が見た、アフリカ紀行!~ニャクエリの森・散策編②~
Jambo~~(「`・д・)「ガオオォ
前回のブログ:ライオン担当者が見た、アフリカ紀行!~ニャクエリの森・散策編①~
☆★旅スケジュール★☆
1日目■日本発
2日目■ケニア・ナイロビ着
3日目■ニャクエリの森
4日目■ニャクエリの森
5日目■移動
6日目■マサイマラ国立保護区
7日目■マサイマラ国立保護区
8日目■マサイマラ国立保護区
9日目■移動
10日目■マサイマラ大学訪問
11日目■シェルドリック動物孤児院
12日目■帰国
今回はついに森の奥深くまで入っていきます。
まるで映画のような世界です。
ガイドのふたりがたくさんの植物や昆虫、動物の落とし物(糞や骨など)を紹介してくれました。
アフリカのナメクジは超巨大!
この写真には手前の方にゾウの糞が落ちています。
こんなに綺麗な形のまま森の中に落ちていました。
マサイ族の皆さんは、糞の中に何が入っているかでこの糞の落とし主であるゾウが何を食べ、どの辺を歩いていったのかが分かるようです。
動物園で飼育員をしていると、糞が健康のバロメーターであるということは基本的なことですが、野生動物も糞から得られる情報はたくさんあるようですね。うんちってすごい!!
そしてなんと、ゾウの大腿骨のようなものも発見!
更に、ゾウの頭骨も見つけました。
そして、探索しながら進んだ先はこちらです。
この木は、マサイ族にとって神聖な木のようで、とても大切にしていました。
何人も、この木の下に入ってしまうくらいの大木です。
森の中ではたくさんの植物も観察でき、とても自然豊かな場所でした。出産の際はゾウがこの森に来るという理由が分かったような気がします。
そして、アフリカゾウの涙がこの森で実際に取り組んでいる、養蜂プロジェクトの見学もさせていただきました。(養蜂プロジェクトの詳細はこちら)
こちらが養蜂箱です。
養蜂を始めてから、ミツバチを嫌がるゾウは村に近付かなくなり、畑を食い荒らすこともなくなった上に、取れたハチミツを売れば現金収入へと繋がるため、森林伐採の必要もなくなったりなど、住民たちの森林保護意識向上にも繋がり好循環になっているそうです。
しかし、最近は地球の気候変動などの影響により、残念ながらこの養蜂は上手くいっていないそうです...。
改めて、日本に暮らす私たちも1人1人が環境問題についてしっかりと考え直す必要があります。
そんな探索も終了し森を出る時には...
ズーラシアのアフリカのサバンナゾーンでお馴染みのエランドに出会うことが出来ました♪
ズーラシアのエランドたちに比べると角がグリングリンですね‹‹\(*'ω'* )/›› ‹‹\( *'ω'*)/››
今回のブログはエランドでおしまいです!次回に続きます(o´ω`o)
飼育展示係 鈴木(由)