更新日:2023.01.26リカオン人工哺育記 プロローグ編
更新日:2023.01.26
リカオン人工哺育記 プロローグ編
みなさん、こんにちは。
ブログでリカオンの子の人工哺育の様子をお伝えしていこうと思います。
担当者自身、初めての人工哺育で何かとバタバタしてしまっています。
傷病鳥獣保護で毎年のように、同じイヌ科のタヌキの人工哺育を経験している獣医にアドバイスをもらい、現在リカオンの赤ちゃんはすくすく成長中です。
これは出産のための箱を設置した部屋の監視カメラの様子です。
今回は出産後、人工哺育に至るまでのプロローグ編です。
2022年9月、繁殖に向けリカオンのオスのエースとメスのジュリの同居を始めました。
左がジュリ、右がエースです。
その後、14日間にわたって交尾が確認されました。産箱を新しく作り替え出産を待っていたところ・・・
12月17日午前中に出産が始まりました。
監視カメラで観察していたところ、母親が育児を順調に進められない状況でした。また父親の年齢を考慮し、今回は子どもを取り上げて人工哺育にする判断をしました。
リカオン人工哺育記 ~その1~ へ続く・・・
リカオン担当 橋本