更新日:2023.02.18勝手にQ&A!その2
勝手にQ&A!その2
みなさんこんにちは!
寒い日が続きますが、ぱかぱか広場では様々なイベントを開催中!
イベント中は発見が盛りだくさん!なんで?どうして?疑問は尽きません(わたしだけ?)
「そんな疑問を勝手に解説してしまおう!」というのがこのシリーズのテーマ!
その名も、「勝手にQ&A!」
前回は馬の歯についてお話ししましたが、今回はみなさま待望のモルモット~!
(前回のブログはこちら:勝手にQ&A!その1)
第2回は、モルモット・ネズミのおうちで開催中の「ふれあい体験」でよく聞かれるこの質問
Q. これって寝ぐせ!?モルモットの毛が長い!?どうして~!?
に答えていきたいと思います!
ふれあい体験を行っている部屋をのぞいてみると、暖房の効いた暖かい場所でぬくぬくしているモルモットの姿が...
よく見ると、見慣れた姿のモルモットの他に寝ぐせのような巻き毛や、サラサラの長い被毛を持ったモルモットがいますね。
実はこれ、品種の違いなのです!
「品種って聞いたことあるけど、何だろう?」と思った方に、わたしが勉強したことを簡単に説明!
家畜やペットなどの人に管理されている動物種において、「人による継続的な繁殖の元、大きさや見た目、生産性などに関して本来とは異なる特徴を子孫に受け継ぐことができる集団」になると品種として呼ばれるようになるそうです。受け継ぐ特徴や繁殖が安定するまで、とてもとても長い道のり...なんですって!(*_*)
例えば、同じ犬なのに「プードル」「チワワ」「ゴールデンレトリバー」はそれぞれ見た目の特徴も体の大きさも違っていますよね。これは動物種は同じ犬(イエイヌ)ですが、品種が違うことのわかりやすい例です。
つまり、モルモットにも様々な品種があり、寝ぐせのような巻き毛やサラサラの長い被毛は、品種ごとの特徴!というわけです。(毛の長いモルモットは動物園ではあまり見たことがないかもしれませんが、ペットとしてのモルモットでは意外とポピュラーな品種だったりするのですよ(*'∀') )
さてさて、品種についてお話したところでモルモットの品種を見てみましょう。
有名どころをざっとあげただけでもこんなにいるんですね~
動物園でよく見かける姿から、あっと驚いてしまうような姿まで様々!
実はこれだけでなく、もっともっとたくさんの品種があるそうですよ~!
せっかくなので、ぱかぱか広場のモルモットたちの特徴を観察してみましょう!(^^)
...とは言ったものの、実はぱかぱか広場のモルモットたちは来た時からはっきりとした品種がわかっていないのです。ですが、被毛の特徴からある程度推測はできるので、写真を見ながら似ている品種を探してみたいと思います!
トップバッターは、このツルっとしたフォルムが特徴。
『イングリッシュ』によく似ていますね!
みなさんがよく知っているのはこの姿ではないでしょうか?
お次は、たくさんのつむじと癖になる癖毛
この特徴は『アビシニアン』とよく似ていますね!
「毛並みに沿って撫でましょう」というスタッフからのお約束を聞いたあと、この毛並みのモルモットを受け取ったお客様からは困惑のまなざしを向けられることも...
お次は?
サラサラとした長い毛!
この特徴は『シェルティ』にそっくり!
おしゃれでかわいらしい見た目ですが、毛が絡まりやすく汚れもつきやすいのでこまめな手入れが必須です(-ω-)/
あ!おでこにつむじ!
この特徴は『クレステッド』でしょうか?
体をよく見ると長い毛の特徴もあるようですね。
『クレステッド』の特徴と『シェルティ』の特徴を併せ持った個体は、『コロネット』と呼ばれることもあるそうです。前髪が影になり、目つきが悪くみられがちですが怒っているわけではありませんよ!
個性豊かな特徴は、モルモットの愛らしさを更に際立てていますね(/ω\)♡
このブログを読んだみなさんは、品種の違いや特徴を探すことができるようになって、観察レベルが更にアップ!?みなさんのご来園を、「モルモット・ネズミのおうち」でお待ちしております(^^♪
次回の「勝手にQ&A!」もお楽しみに!
アビシニアンの眉間にあるツノのような毛がたまらなく好きな
ぱかぱか広場 小野