更新日:2024.04.02巣箱洗い日和
巣箱洗い日和
みなさまこんにちは◎
だんだんと、春の陽気になり......
雨の日は水に濡れて変な髪形(?)になってしまっていたまめたろうも、
暖かくなるにつれて体を伸ばして寝るようになってきた今日この頃。
私のTODOリストには「すばこあらい」の文字が。レッサーパンダの寝室にある巣箱を順番に洗いたい!
寝室の巣箱は、掃き掃除や拭き掃除をすることはありますが、水洗いするとなかなか乾きにくいことや、巣箱で子育てをすること、においがついていることなどなどがあるので......水洗いは年に1度以上!を目安に洗っています。
普段はこんな感じで設置している巣箱。
これはキクの寝室にある出産・子育て用の巣箱で、他の個体の巣箱と違って右上の高くなっている部分には観察用のカメラが入っています。
水洗いするときはカメラの箱の部分だけ金具をパチッと外すことで、まるごと取り外しできる便利な巣箱です。
カメラの部分だけ取り外し、上を開くとこんな風になっています。
巣箱の上部から真下を映すように取り付けられており、動物からは直接干渉できないような形ですね。
そうするとこんな映像が撮れるわけです。懐かしのキントキとヒナギク......。ちっちゃーーい!どっちがどっちかは今となってはわかりません。笑
さて話は巣箱に戻りまして...いざ!洗いましょう!
寝室からせっせと運び出した巣箱。右上にカメラ部分がついていたので、取ると上がぽっかりと開きます。中にはキクが運び込んだ竹が入っていますね。
この竹はすべて出してしまうと、においが取れてしまって落ち着かなかったりするといけないので、袋にとっておいて洗った後に半分程戻すことにしました◎
左のアーチ状になっている入口部分は前室部分と呼んでいます。
そして右側はこんなかんじ
中で右左の部屋が繋がっている構造です。
引きの写真をみるとわかるように、こちらには扉がついていて、フックを外すとぱかっと中がのぞけるようになっています。中に居るときには滅多に開けることはないですが......
キントキ・ヒナギクが生まれたのはまさにこの場所。生まれてから巣箱の外に出るまでこの小さなスペースで生活をしていました。
もうあと洗うだけなので、竹をかきだし、水で洗ってゴシゴシこすって............布で拭き上げ、給水スポンジも使って水分をなるべく取ったうえで、
あとはもう天気のポテンシャルに任せて乾かす!!!
風が通るように、その辺にあった竹筒に助けてもらいます。いいバランス。
晴れていたので半日ほどでカラッと乾きました。意外とはやい。
乾いた巣箱は一部をぱぱっと修繕し......夕方までに部屋に設置しました♪
せっかくなら、使用するところを撮りたかったですが、気まぐれに入るので写真は撮れず😌笑
でも、洗ったからといって過剰に気にすることはどの個体もありませんでした。(これはもちろん個体にもよるとは思いますが!)
というわけで、このまま暖かくなっていけば良いなぁ......と思いながら。今回はやたらと箱の写真ばかりになってしまったので。
巣箱洗い日和のぽかぽか天気のキクの写真でおしまいです👋
この間茶臼山動物園へ遊びに行ってキントキに会ってきた担当:イケダ
(キントキは変わらずキントキペースで元気にしていました♪)