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美しきハンターの写真

更新日:2020.07.21美しきハンター

更新日:2020.07.21

美しきハンター

前回お約束した食虫植物展のお知らせです。

事務室前のテント内に、当園で栽培しております食虫植物、約40種類展示中です。では一部をご紹介します。

こちらは、ウツボカズラの仲間の「ミクスタ」。↓ 

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今から120年以上も前に作出された品種です。当園の株は、40年選手です。袋の口にあるつやつやの部分は襟(えり)といいますが、この部分がつるつるしていて虫が中に落ちる仕組みになっています。しかも落ちたら最後、ネズミ返しになってます。こわい。! ちなみに、蓋は閉じませんのであしからず。

ご存じ「ハエトリグサ」。↓

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「ハエトリソウ」「ハエジゴク」とも呼ばれます。欧米などでは「ヴィーナス・フライ・トラップ」といいます。ビーナスの蝿取器という意味です。瞬時に動いて獲物を捕らえる姿は、植物界の驚異です。じつは、アメリカ合衆国のごく限られた地域にしか生えないとても珍しい植物なんです。!捕虫葉の内側が赤く染まり美しい...。まさに美しきハンターです。

次は、キラキラ光る甘いわな。粘液が美しいモウセンゴケの仲間の「ヤツマタモウセンゴケ」。↓

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オーストラリア原産のこの種は、葉の分かれ方で「サスマタモウセンゴケ」「ヨツマタモウセンゴケ」として区別されます。粘液に獲物をくっつけて捕らえます。

「ミミカキグサ」。↓

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果実のかたちが耳かきそっくり!?日本に生える食虫植物のひとつなんですよ。

左が花(黄色)。右が果実。とても小さい植物です。(ピントが甘くてすみません。)

どこで獲物を捕まえるのって?

泥の中にたくさんある小さな袋に水中の小さな生き物を吸い込んで捕らえているんです。

                    ◇

『食虫植物』展・『昆虫と植物』展 8月23日まで。8月17日(月)は休園日。

会場は一方通行にさせていただいております。