更新日:2018.06.20みえないところも植物園らしく
更新日:2018.06.20
みえないところも植物園らしく
こども植物園の建物は、
年に1回施設点検をおこないます。
今年は、6月の休園日に作業をしました。
ふだんはあまり行かない場所やみえないところもすべて点検するので、
1年分のほこりやごみも一緒に掃除してしまいます。
屋上も点検対象なので、
はしごを使って屋上に登りました。
1年分の落葉や枝が排水溝にたまっていますね。
むむむ、なにやら草が生えてます。
エノキやケヤキは、屋上でもたくましく成長しているのを、
よくみかけますが、この草は・・・。
オオムギのようです。
こども植物園の前身は、
コムギの研究で著名な植物遺伝学者の木原均博士の研究所。
現在、植物園内では公開非公開を含め、
さまざまな麦を栽培しています。
鳥が園内のオオムギを食べて、
屋上に落としていったのでしょうか?
職員がめったにいくことのない屋上さえも、
植物園らしい環境で感動してしまいました。
このあと、落葉清掃をしましたが、
来年の点検のときはどんな発見があるか、
ちょっと楽しみです。