更新日:2020.09.03貴重な標本並ぶ
更新日:2020.09.03
貴重な標本並ぶ
1日より企画展示『横浜植物会の歴史と横浜の植物』が始まりました。「この会の歴史はそのまま本邦の植物学界の歴史でもある」...横浜植物会はなんと110年もの歴史があるのです。発足当時は、植物学者のあの牧野富太郎に指導を仰いだこともあったそうです。今回も、横浜植物会の皆様にご協力いただきました。この場を借りて、御礼申し上げます。
「横浜植物会の歴史」のコーナー↓ レトロ感たっぷりの写真。時の長さを感じさせます。
松野さんは、横浜の名の付く数少ない植物のひとつ、「ヨコハマダケ」を発見した人です。貴重な「ヨコハマダケ」は、こども植物園で観察できます。
松野さんの書簡など貴重な書物が並びます。必見!
「横浜の植物」では、在来種から帰化植物までたくさんの植物標本が並びます。「へえ、こんな植物があったんだ」と思っていただけるはず。では一部をピックアップ。
こちらは、絶滅が危惧されるタデ科の植物の紹介↓
こちらも稀少種「オオアカバナ」↓ 北方系の種ですが、横浜に生えていたんです。
探してもなかなか見ることができない「イヌノフグリ」↓「オオイヌノフグリ」はいっぱい生えてるんですけど...。
この標本、レースの刺繍のようですね。
植物好きにはたまらない展示となっていますので、是非、足をお運びください。
『横浜植物会の歴史と横浜の植物2019』 展示研修館1F・展示室 会場は一方通行とさせていただいております。
27日(日)まで〈ただし23日(水)は休園日〉