更新日:2025.01.12第16期海の環境を考える親子講座「第9回 漁港の見学」を開催しました
第16期海の環境を考える親子講座「第9回 漁港の見学」を開催しました
1月12日の親子講座では海の公園のお隣にある柴漁港を見学させていただきました。
タッチプールで魚に触れたり、漁師さんに漁業のことやアナゴをはじめとする柴漁港で水揚げされるお魚について教えていただきました。
まずはタッチプールで漁師さんがこの日の朝、獲ってきたばかりのアナゴやヌタウナギ、カサゴ、ヒトデなどに触ってみました。
海の生きものはヌルヌルだったりザラザラだったり、種類によって手触りが全然違います。
白くニョロニョロしているのはアルビノのアナゴ。
1年に1匹獲れるかどうかというほど珍しく、漁師さんでも滅多に見られないとのことで、参加者のみなさんはラッキーです。
こういう珍しい魚が獲れた時には、八景島の水族館に寄贈したりもするそうです。
その後海の公園に移動して、漁師の齋田さん、緒川さん、市場で働く遠藤さんにアナゴのさばき方を実演していただきました。
アッという間にアナゴを捌くプロの技にみな釘付けです。
子どもたちはアナゴの内臓や胃の中にあった小エビや小魚などアナゴが食べたものにも興味津々で「これは何?」と次から次へと質問が飛んでいました。
そして参加者も「アナゴ捌き」に挑戦!
みな初めての経験ですが、漁師さんたちに丁寧に指導していただき、見事に捌くことができました。
捌いたアナゴはすぐに天ぷらに。
そしてもちろん試食。
揚げたてアナゴは外はサクサク、中はふわふわでとてもおいしく、口に入れると自然と笑顔がこぼれます。
最後は齋田さんにアナゴ筒漁のことや温暖化などの環境の変化によって、水揚げされる魚の種類や水揚げ量が変わってきたことなどを動画やスライドを見ながらお話していただきました。
参加されたみなさまには自然環境や食の大切について、親子で考えるきっかけにしていただけたらと思います。
※写真のモザイクとしてアナゴのイラストを使用しました。