オーストラリアガマグチヨタカが野毛山動物園に仲間入り～到着当日編

　11月2日の夜、雨が降りしきる中、オーストラリアガマグチヨタカが神戸の動物園から到着しました。（随分遅くなってごめんなさい）

　名前は1才のオスが「ゼンザイ」、まだ0才のメスが「コハク」です。2羽ともケージの中で暴れることなく落ち着いています。すぐに獣舎へ搬入しました。ケージごと寝室に入れ、扉を開けました。

　ゼンザイは、寝室から人が出るとすぐに飛び出し木の枝に止まってくれました。あっという間の出来事でした。

　一方、コハクはしばらく待っても出てきません。

　当たり前ですが、だいぶ緊張しているようです。移動中、誤嚥や嘔吐をしては困るので、移動前には餌をやっていません。空腹なはずなので給餌することにしました。ゼンザイは新しい環境だというのにあっという間に平らげました。

　たくましい。さて注目は、まだケージから出てきていないコハクです。ケージ内に餌を差し入れるとなんとパクッ。こんな状態でも食べるのか、と驚きです。人がいない方が安心かな、と思い、一旦離れて30分ほどして戻ってくると外に出てくれていました。

　2羽の違いが垣間見える出来事でした。これから益々個性を発揮してくれることを楽しみにしています。（はんざわ）

 

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