更新日:2018.12.18肉球くらべ<レッサーパンダの巻>
更新日:2018.12.18
肉球くらべ<レッサーパンダの巻>
自宅で飼っているイヌやネコの肉球の感触に癒される方も多いと思いますが、最近は肉球の触感を楽しめる玩具まであるようで、肉球は静かなブームになっているようです。
そこで、動物園にいる動物たちの肉球について何回かに分けて紹介してみたいと思います。
まず最初はレッサーパンダ
レッサーパンダがリンゴを食べた後はこのように手のひらをなめる仕草がみられますが、肉球を見ることはできません。
近くで観察してみても、プニプニした肉球は確認できません。
ちなみに、これはタヌキの肉球。子供のタヌキなので特にツヤツヤしています。みなさまがイメージする肉球はこんな感じかと思います。
実は、レッサーパンダにも肉球があって触ってみると弾力のある組織が確認できます。
なぜ肉球を見ることができないかというと、レッサーパンダは冬になると雪で覆われる標高2000メートル以上の山岳地帯に暮らしています。そのため、雪の上を歩くときにもすべりにくいように手足の表面は毛で覆われていると考えられています。
動物園でも雪の積もった日に展示すると、ごく普通に歩き回ります。
今回は肉球が見えない動物の紹介でしたが、これからいろんな動物たちの肉球を紹介していきますのでお楽しみに。