更新日:2016.02.29間もなく繁殖シーズンの到来
更新日:2016.02.29
間もなく繁殖シーズンの到来
間もなく2月も終わり、3月がやってきます。私は先日シーズンオフの管理釣り場通いを終えました。3月と言えば渓流解禁。こんな綺麗な渓魚が私を待っています。3月が来るのををワクワクしながら待っています。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
プライベートでは楽しみな3月ですが、仕事では気を引き締める3月でございます。爬虫類や魚類の飼育で繁殖の準備を始めるんです。 今は冬眠中のニホンイシガメですが、ライトを長日条件になるようにタイマーセットし、水温も上がってくれば餌を食べるようになっていくでしょう。
写真のヘサキリクガメや同じマダガスカルのホウシャガメ、キバラクモノスガメは乾季相当の飼育を終了し、雨季の始まりの飼育を始めます。そうするとオス同士でのアタックが見られるようになるんですね。4月以降にタイミングを見計らってメスとの同居を行い交尾をさせる、その準備の大事な月であります。
ボールニシキヘビはすでに冬の絶食期間が終わりつつあり、交尾が始まっています。こちらも栄養状態を高めてやり、良い卵を産んでもらう必要があります。最近産卵はするものの、孵化に至っていないので今年こそはと気合を入れております。
冬の間水温が低く、流木の下でじっとしていたタナゴ舎のホトケドジョウたちも活動的になってきました。月ごとに少しずつライトの照明時間を長くして長日条件を作り、こちらも繁殖準備です。
先日ご紹介したヨウスコウワニもこれから様々な刺激を与えていく予定です。そんなわけで私の頭はフル回転をしている状態です。時々パンク状態で、物忘れがひどいのが少々問題でございます。