更新日:2014.08.05冷えてます、小獣たち
更新日:2014.08.05
冷えてます、小獣たち
先日、やっとセミが鳴きはじめたと思っていたのに
季節はまさに盛夏でございます。
夏、他のセミより一足早く鳴きはじめるのが
こちらのニイニイゼミ。
小型で、樹皮に紛れるような体色をしていますので
ちょっと見つけにくいこのセミ。
こちらは羽化直後に撮影したものです。
抜け殻は全体的に泥が付着しているので
成虫の姿を見たことが無くても、抜け殻を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
園内ではこのほかに
アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシを確認することができます。
片やセミが元気良く鳴いていますが
動物園では、職員も動物も夏バテにならぬように気張っています。
こちらはハクビシンの様子。
ぐったり~
でも実は年中このような感じで寝ていたりします。
小獣舎で展示している食肉目の4種はヒトと違い、
汗腺が未発達、もしくは欠いているので、汗でクールダウンという訳にもいきません。
今の暑さは平気なようですが、この先も夏を乗り切ってもらうために
ジャジャーン!!!!
小獣舎で展示している食肉目の4種はヒトと違い、
汗腺が未発達、もしくは欠いているので、汗でクールダウンという訳にもいきません。
今の暑さは平気なようですが、この先も夏を乗り切ってもらうために
ジャジャーン!!!!
エサを水で凍らせてみました♪
中にはリンゴ、キウイ、バナナ、オレンジが入っています。
もはや夏の動物園の定番のようになってきましたが
氷の塊、改め担当者の愛の結晶でございます。
いつも運んでいるエサがひんやり冷たいので担当者も満更でもなかったりします。
早速与えてみたところ...
エサが食べたいのに
なかなか食べられないじゃないか!
と躍起になるハクビシンとホンドタヌキ。
ニホンアナグマに関しては
ニホンアナグマに関しては
破壊されました。
ホンドテンは溶けるまで放置。
愛の結晶......。
それなら!!
ちょっと茶色っぽくなりましたね。
黒糖を溶かした水で凍らせてあります。
これなら舐めながら溶けるのを待つことができるはず!
今度はどうだ!
それぞれ一塊ずつキープして味わうハクビシン。
ホンドタヌキのタマキチも心の中では喜んでいるはず。
ニホンアナグマのオス、デコポンは
顔がべちゃべちゃ。
ホンドテンのチュウゴは巣までお持ち帰り♪
みんな涼んでくれたかな??
皆さまもご来園の際は木陰を利用して
水分を取りながら動物園を楽しんでくださいね。
ミストもあります(^^)
それでは冷えた小獣ともども
動物園でお待ちしております☆
飼育展示係 植竹雅行