更新日:2014.06.10梅雨入りの小獣舎 ~その1~
更新日:2014.06.10
梅雨入りの小獣舎 ~その1~
関東も梅雨入りしましたね!
上の写真は
梅雨入り前の、夏のような天候の下で
眠いやら暑いやら、脚まで放り出して伸びている
ホンドタヌキのメス、『ホト』です。
眠いやら暑いやら、脚まで放り出して伸びている
ホンドタヌキのメス、『ホト』です。
同様に気怠そうにしている動物たちを見かねて
小獣舎の日除けを張ったばかりなのですが…
雨、 雨、 雨!
このような日は、寝室との通路を開けて雨宿りできるようにしています。
雨の日の小獣舎の仲間たち。
しかし、ずっとこの場所にいるわけではありません。
夜行性の彼らが、昼間でも雨天でも活発になる
エサの時間の一コマをご紹介します。
まずはハクビシン。
こちらは先程ご紹介した寝室への通路から撮影したものです。
ハクビシンの出勤風景ですね。
毎朝、ここを通って展示場に出ていきます。
失礼して、僕は濡れないこの場所から
動物たちの様子をお伝えします。
ハクビシンは3頭飼育しています。
全頭がエサを食べられるように、展示場の至る所にエサを置いています。
全頭がエサを食べられるように、展示場の至る所にエサを置いています。
こちらは担当者が藁で編んだハンモック。
未だに誰も使ってくれませんが。
エサを隠してあるんじゃないか?
と、ダイとチビが綱を手繰り寄せて探しています。
今日はそこには無いんです♪
今度は天井から吊るした枝を探していきます。
見事にエサを見つけました◎
ダイが壁に置いたオレンジに気が付きました。
あっ!!!
悲しきかな、オレンジは落ちていき、
下にいたチビの腹の中へ。
エサも食べつくしたようで、
雨宿りに戻ってきたチュウと目が合ってしまいました。
雨宿りに戻ってきたチュウと目が合ってしまいました。
何奴っ!!
とでも言いたいのでしょうか。
僕ですよ、僕。
早く入りたいのか、はたまた担当者の顔を覚えていないのか
チュウはヘソを曲げて怒り出します。
天井からぶら下がって怒っています。正しく、上から目線。
まるでサーカスのようです。
チビと天井で密談を交わしているようです。
チビと天井で密談を交わしているようです。
堪忍袋の緒が切れないうちに、タヌキの展示場へと向かいました。
その2に続きます♪
飼育展示係 植竹雅行