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ハヤブサの馴致の写真

更新日:2015.12.20ハヤブサの馴致

更新日:2015.12.20

ハヤブサの馴致

動物病院には、ケガをした野生の動物が保護されてやってきます。その中には、傷が治っても野生に戻すことができない個体もいます。今回は、そのうちの1羽であるハヤブサを紹介します。

  ハヤブサの「ハヤオ」は、2013年5月15日に左羽の骨折のため保護された個体です。

獣医の治療により、傷は治りましたが、元のように自由に大空を飛び回ることができなくなってしまいました。野生下で、自ら獲物を採って生きていくことは不可能です。そのため、動物園で引き続き飼育をすることになりました。

「ハヤブサ」という鳥の名前は有名ですが、日常の生活の中で本物のハヤブサを見る機会は少ないかと思います。

ガイド等を通じて、来園者の方々に近くで見ていただくことができるように、日々馴致をしています。




飼育ケージから入院室へ移動します。





毎日体重測定をして、健康や体重管理のため与える餌の量を調整します。





ピンセットでくちばしに触れる練習。





台の上から狙いを定めて・・・。





その先には大好きな馬肉があります。





上手く皮手に飛び移ることができました。

羽のバランスが悪いため、がんばっても1メートル以上は飛べませんが・・・。





デビューの日はまだ未定ですが、いつの日か皆様の前に登場できますように・・・。



(飼育展示係 五十嵐)