更新日:2017.10.26ありがとう春太
ありがとう春太
ぱかぱか広場の動物の様子や裏側などをお伝えしてきたこのブログですが、
今回は悲しいお知らせの記事となってしまいました。
馬の春太(11歳)が残念ながら10月15日夜に死亡しました。
10月5日より元気がなくなり、獣医にすぐに治療を開始してもらいました。
この頃はいつも通り食欲もありましたが、亡くなる1週間前より急にエサを食べなくなってしまいました。元気がなくなってから様々な検査をし、昼夜問わず懸命な治療を続けたのですが、元気な姿を再び見ることはできませんでした。
ズーラシアで暮らした約9年の間、多くのお客様や職員に愛されていた春太は、体調を崩したことを聞きつけた職員がたくさんお見舞いに来てくれました。また、日に日に体調が悪化していく中で立っていることも辛そうな状況でしたが、春太は息を引き取るギリギリまで部屋の中で立ったままで治療に専念していました。
最期まで気丈な姿を見せてくれた春太がいない馬房を見ると、なんだか心にぽっかりと穴があいてしまったようでとても寂しく思います。
今まで春太を愛して下さった皆様、本当にありがとうございました。
春太が残してくれた沢山の思い出を、写真とともに振り返ってみたいと思います。
おいしそうに青草を口いっぱいに食べていました。
馬の中でも最年少だった春太。いつも元気一杯!
とっておきタイムでは、飼育員の歌に合わせてタンバリンを振ったり、
一生懸命ジャンプをしていました。
平和主義の春太は、他の馬にはいつも優しく接していました。
そんな春太も兄貴分の光翔にしつこくちょっかいを出され、
珍しく怒った事もありました。
もちろんイベントでも大活躍!
エサやりのイベントでは我先にとニンジンをもらっていましたし、ひき馬体験ではたくさんのお客様を乗せて楽しませていました。
今まで仕事を頑張ってくれた春太にはゆっくり休んでもらいたいと思います。
ありがとう。春太・・・。
ぱかぱか広場 北川健史