更新日:2019.02.12同居してみています
更新日:2019.02.12
同居してみています
毎日レッサーパンダたちはお仕事してくれているので、私もさぼりがちだったブログを久しぶりに書くことにしました。
☆寒い冬にレッサーパンダ・ホットニュース☆
1月下旬から、イチゴとまめたろうを展示場で同居させています!
本来、レッサーパンダは単独行動といって、おとなになると縄張りをもち、群れを作らず一頭で生活します。そのため、ズーラシアでも、通常は一つの展示場に1頭ずつ、夜間過ごす寝室も1頭ずつ別々の部屋で過ごす生活をしています。しかし、寒い冬はレッサーパンダの繁殖期。オスとメスが出会う季節です。
そういうわけで、期間限定!!イチゴとまめたろうのツーショットを見ることができるチャンスです。
とはいえ、決して仲睦まじい姿が見られるわけではありません。
最初はイチゴの気の強さにタジタジのまめたろうに心配の絶えない担当者でしたが...、
↑同居の初期、イチゴ(左)に近づきすぎたため睨まれ、気圧されるまめたろう(右)
同居の回数を重ねてくるにつれ、最近ではまめたろうが気を使いながらイチゴに近づく感じ、その甲斐あってかのイチゴからの歩み寄りが見られるようになってきてホッとしています。
↑下がイチゴ、上がまめたろう
↑手前がイチゴ、奥がまめたろう
それでも、時々まめたろうの方がイチゴに近寄り過ぎると、やはり怒られて逃げ去る様子も見られたり...
↑イチゴ(木の葉に隠れてわかりにくいですが)に威嚇され、逃げ出すまめたろう
一筋縄ではいかない2頭。
それでも少しずつ2頭の関係性は変わってきているように感じます。
観察は楽しいものです!
この後のことは神様も知らない...?かもしれません。
...お話はつづく...
※同居展示は毎日行っているわけではありませんので、ご了承ください。
飼育展示係 永井