更新日:2019.11.06ミナミアフリカオットセイの顔ぶれ
更新日:2019.11.06
ミナミアフリカオットセイの顔ぶれ
今年の春からミナミアフリカオットセイの担当になりました、五十嵐です。
今回はズーラシアで暮らしている3頭のオットセイたちの顔ぶれからご紹介します。
一番、存在感があるのは体重180㎏の大きなオス、ハジメ(16歳)です。
体は大きいのですが、とても臆病な性格で、そのギャップが好きです。
続いて、ミナミ(メス・22歳)。
高齢ですが、元気です。高齢なため、右眼が白濁しているので、他の個体と簡単に見分けがつきます。
とても賢く、落ち着いた性格です。
最後は、ハッピー(8歳・メス)です。
ハジメが父、ミナミが母です。
顔はミナミそっくりですが、性格は正反対。
あわてんぼうでいたずら好き。
体が小さいこともあって、未だにお客様に子どものオットセイと勘違いされることが多いですが、実はもう成獣です。
ミナミアフリカオットセイは雌雄の体格差が大きいので、大きい方がオス、小さい方がメスと見分けやすいです。
ぜひ3頭を見分けてみてくださいね。
今年の春から、ミナミやハッピーとハズバンダリートレーニングを始めたのですが、最初はなかなか息が合いませんでした。(ハズバンダリートレーニングとは、動物の健康を守るためのトレーニングです。)
・・・が、根気よく回数を重ねていくうちに、お互いの恐怖心がとれ、徐々に楽しみながらできるようになってきた気がします。
写真を撮ってもらいましたが、笑顔ですね。最初は怖くて笑う余裕がありませんでした(笑)。
きっとオットセイたちも私が怖かったでしょう。
今では「一緒にいかないの?」と誘うような仕草をすることもあります。
・・・ズーラシアのミナミアフリカオットセイ3頭のご紹介でした!
飼育展示係 五十嵐