更新日:2025.01.04第4回ズーラシアスクール! 日本産動物について知ろう!
第4回ズーラシアスクール! 日本産動物について知ろう!
皆さんこんにちは!!
ズーラシアスクール担当です。
早いもので今年のズーラシアスクールも折り返し地点をむかえました。
今回は全7回の授業のうちの、4回目です。
12月と1月の2回の授業を使って、日本産動物と私たちの関わりについて学習します。
今回は12月21日に実施した日本の動物たちを知ろう!前編の様子をお届けします。
この日の授業は、動物たちを守る取組の前提となる形態や生態について学習しました。
観察に出発する前にまずは予想を立てます。
くらし・たべもの・からだの3テーマに分けて、みんなに予想してもらいました。
どんな予想がでるのかな・・と担当職員はワクワクしていましたが(笑)
さすがはズーラシアスクール生!!!
さっそく正解を的中させた人もいて、動物への関心の深さに驚きました!
予想の後は観察に向かいます。
まずはコウノトリ!
展示場の前で、担当者の解説を聞きました。
コウノトリの形態的特徴や生態について知ることが出来ましたね。
エサのアジとワカサギも近くで観察してもらいました!
続いてツシマヤマネコ!
展示場で担当者から解説を聞きました。
とても近くで観察することが出来たので、ツシマヤマネコの特徴をしっかり見ることができました。
続いてニホンザル!
展示場で担当者からニホンザルの生態について教えてもらいました。
写真には写っていませんが、おやつだと思ったニホンザルたちがこちらを向いてそわそわしていたのも印象的でしたね!
ニホンザルの生態について学んだあとは給餌体験を行いました。
ですが、ただ餌をあげる体験をしてほしかったわけではありません!
よーーくニホンザルの様子を見てみると・・・・。
あ!全部奪って食べてる!
あの子は餌を取りに来ないけどお年寄りなのかなぁ?
採食の様子を観察するなかで、ニホンザルの個体それぞれの特徴や関係性が見えてきます!
こちらはニホンザルのニーヤン!
群れの中でも強い立場なので、他個体のエサを奪っていく様子を頻繁に目にしました。
ニーヤンと他個体の関係性を通じて、群れで暮らすニホンザルの社会性を観察することが出来ました。
観察後は戻って、観察した内容を整理します。
みんながたくさん発言してくれたので、あっという間にホワイトボードがいっぱいになりました!
今回の授業ではズーラシアで飼育している3種類の日本産動物について、くらし・たべもの・からだの3つのテーマに沿って学習を進めてきました。
次回の授業は1月!!
日本産動物と私たちの関わりについて学習する予定です。
動物たちを守り、一緒に暮らしていく方法を考えるには、今回の学習した動物たちの「くらし・たべもの・からだ」の知識が大切です。
今回、観察した内容をもとに、動物たちを守っていくためにどんな対策ができるのか、みんなで考えていきたいと思います。
それではまた来月!!!
ズーラシアスクール担当