更新日:2021.04.28室内では...その③
更新日:2021.04.28
室内では...その③
展示場改良工事の間、獣舎内で過ごすインドゾウたちのため、さらに新たに給餌器を設置しました!
●「室内では...その①」
●「室内では...その②」
こちらはラスクマル(オス・30才)の寝室。
以前、シュリー(メス・26才)に使っていたヘイバッグ(乾草入れ)をラスクマルの寝室にぶら下げました。
最初、ラスクマルはサンドバッグのようにヘイバッグを鼻で叩きつけ、
飛び出した乾草を食べていました。
ヘイバッグの穴が壁側に向いていたせいで乾草を取り出しづらかったようなので、穴の向きが変わるようにヘイバッグを設置し直しました。
すると、ラスクマルは鼻を穴に入れ、乾草をうまく引き出し始めました!
体全体を使って上に伸びつつ、思いっきり鼻を伸ばして食べています!
次はシュリーの寝室です。
普段、餌の木の枝は床に置いて与えていますが、給餌方法を変え、頭上に枝をぶら下げました!
シュリーは枝を引っ張ったり、折ったりして食べています。
この方法によって、枝を床に置いているときよりも鼻や首を使い、時間をかけて食べるようになりました!
狭い空間でもゾウたちがいろいろな筋肉や関節を動かせるよう、飼育担当者の試行錯誤はまだまだ続いています!!
ゾウ班ブログ担当