更新日:2021.10.15そうだ!巨大カボチャを育ててみよう。(後編)
そうだ!巨大カボチャを育ててみよう。(後編)
皆さん、こんにちは!
巨大カボチャを育ててみよう(後編)です!
前回のブログ「そうだ!巨大カボチャを育ててみよう。(前編)」は無事に授粉が成功し、実ができてきたところまでお話しました。
ここで葉の成長の勢いが少し弱まってきたので尿素を追肥したようです。
追肥のおかげで実が大きく膨らみはじめました。
膨らんでもまだ黄色ですね!
ここで実の下に置く敷物を用意します。
こども植物園では藁を編んだものを使用し、ズーラシアではバスマットを使っていました。
土と接する部分は腐りやすいため、水がたまらないようなものであればなんでも大丈夫だと思います!
実の大きさにあわせて敷物を大きくしたりします。
ある程度大きくなってきたら実が色づいてきます
このくらいの大きさが最終サイズです。
ツルの長さはこのくらいです。
ハロウィンに向けて長期保存するには中の水分をなるべく無くす必要があります。
目安としてはヘタがコルク質になってきた頃です。
その頃になると周りの葉は枯れてきました。
収穫の際のヘタの様子はこんな感じでした!
今年は長雨が続いたため、うまくいかなかったカボチャもありました。
破裂してしまいました.........
そして、大切に大切に育てられた巨大カボチャはズーラシアに運ばれてきました。
さて、苗を植えてから収穫まで約3か月!
こども植物園では大きなカボチャを作るべく、手間をかけ大切に育てていただきました。
一方、ズーラシアではあまり手間をかけられなかったので水まきと追肥のみ行いました!
それでも大きいものでは約20㎏、平均で5~10㎏のカボチャができました!
手間をかければかけるほど大きくきれいに成長する姿をゆっくり観察しながら、来年のハロウィンを楽しんではいかがでしょうか?!(^^)!
また、10/28,29は動物たちへハロウィンのカボチャをプレゼントしたり、特別ガイドを実施します!
ぜひ、ズーラシアハロウィンをお楽しみください。
3年目飼育員 脇田