更新日:2022.08.27~ なんだこりゃ!? ~
更新日:2022.08.27
~ なんだこりゃ!? ~
ミモザの木の枝に何かついていました。
なんだこりゃ?
調べてみると、イセリアカイガラムシという昆虫でした。
拡大してみます。
赤丸の部分が昆虫本体で、青四角の部分が卵のう(中に卵がつまっている)なのです。
甘い蜜を出すので、アリがよってきます。
おもしろい虫ですが、実はオーストラリア原産の外来種でした。
増えすぎると木を弱らせてしまうこともあるようです。
明治以降、人々の移動が活発になったため、知らず知らずのうちにいろいろな生き物が移動してしまいます。
植物の葉や根に付いていたり、服や靴底に付いていたり、コンテナに紛れ込んだり、小さい昆虫やその卵などは、気づかずに移動してしまうことがあります。
環境が合わずに死んでしまうことも多いですが、増えてしまった場合は、その地域の生き物が被害を受けてしまいます。
そうならないように、検疫などの防護策を講じていますが、それでもすり抜けてしまうことがあります。
難しい問題ですが、いろいろ考えてみてください。
鈴木