更新日:2023.10.02~ 羽毛?かと思ったら、意外な展開に ~
更新日:2023.10.02
~ 羽毛?かと思ったら、意外な展開に ~
葉っぱの上に一枚の羽毛?
だいたいこのような感じに落ちている羽毛は、昆虫が擬態していることが多いのです。
写真を撮ろうと近づくと・・・
ピョンと飛び跳ねました。
このくらいの大きさで跳ねる昆虫といえば、ヨコバイの仲間かハゴロモの仲間でしょう。
幼虫のおしりから毛束が生えているのは、ハゴロモの仲間ですね。
しかし、こんな立派な毛束をもったハゴロモって見たことないな~?
近くを探してみると・・・
おそらくこの昆虫の成虫がいました。
やっぱりハゴロモの仲間のようですね。
※以前紹介したブログはこちら:~ハゴロモ~
アミガサハゴロモでしょうか??
でも、いつも見ている感じより一回り大きいような・・・?
色もちょっと違う気がする・・・?
幼虫も真っ白だけど、アミガサハゴロモの幼虫は真っ白じゃないし・・・?
毛束も立派すぎる・・・?
様々な違和感から調べてみると・・・
なんと、ここ2、3年で入ってきた外来種だったのです。
中国や東南アジアの方からきた、アミガサハゴロモに似た昆虫で、種も特定されていないらしく、2つくらい候補があるようです。
まだ和名もついていないのだとか。
横浜でも2年前に確認されていて、ズーラシアの敷地内では初確認かもしれません。
一度侵入してしまった外来種を取り除くことは難しいので、国内に入れないことが重要ですが、これだけ物流の発達した現代では、それも難しいと思われます。
まさかこんな展開になるとは思ってもいませんでした・・・。
鈴木