更新日:2024.08.12エビスグサの花が咲いています
更新日:2024.08.12
エビスグサの花が咲いています
こども植物園の薬草園で「エビスグサ」の黄色い花がたくさん咲いています。
エビスグサはマメ科の一年草、北アメリカ原産で、豆の花らしくない丸い5弁花です。
江戸時代に中国から渡来し、日本中に広まった帰化植物です。
↑花が終わると中央から細長く伸びて成長するのが、豆果(トウカ)です。
↑細長い豆果(トウカ)の中には20~30粒の種子が1列に並んでいて、秋には褐色に色づき
裂開して種子をまき散らします。
種子は1粒が小さく5㎜程度です。六面体(六角形)に見えることからロッカクソウという別名で呼ばれています。
また、この種子は決明子(ケツメイシ)と呼ばれ、生薬として利用されています。
エビスグサの花は8月下旬まで、豆果の成長は秋までご覧いただけます。