コムラサキが色づきはじめました

９月に入っても猛暑日が続いていますが、こども植物園の園内では少しづつ秋の気配が感じられるようになりました。

野草園では秋を知らせるようにコムラサキの実がだんだんと濃い紫に色づき始めました。
↓2024.9.20撮影
　　

10日前までは、白い実が目立ちました。↓2024.9.10　撮影

コムラサキはシソ科の落葉低木で、９月から色づき始め１１月頃まで紫の実を楽しめます。葉だけの時期は地味な低木ですが、果実が着くと本種だとすぐわかります。

よく似ているのがムラサキシキブで、果実がまばらにつくムラサキシキブに対し、密につくのがコムラサキ。硬い枝をまっすぐ伸ばすムラサキシキブに対し、枝を垂らすように伸ばすのがコムラサキです。葉の周り全部がギザギザで葉の先を長く伸ばすのがムラサキシキブで、先端部分だけギザギザなのがコムラサキです。

こども植物園の園内ではコムラサキ、ムラサキシキブ、そして、オオムラサキシキブもご覧いただけます。
ムラサキシキブやオオムラサキシキブの実はまだ青く、色づくにはもう少しかかりそうですが、園内の色々な場所で少しづつ秋の訪れを感じられると思います。
ご来園お待ちしております。

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