更新日:2017.02.182月11日といえば
更新日:2017.02.18
2月11日といえば
インドライオンのオス「ラージャー」が、よこはま動物園(ズーラシア)から野毛山動物園に来て3回目の冬を迎えました。
「ラージャー」が野毛山動物園に来てから毎年2月11日にやっていることと言えば、「ラージャー」の誕生日会になります。なんでこの時期にやるのかというと「ラージャー」の誕生日が2月11日だからです。この日が建国記念日で必ず祝日だから単発イベントが組みやすいという大人の事情だけで開催しているわけではありません。
職員は、開園前から横断幕やパネルの設置や餌の準備を行っていると、
「ラージャー」は、朝から多くの職員が獣舎に来るためか、よくこちら側(管理エリア)を偵察しにきます。
誕生日会は午前と午後の二回行い、午後の誕生日会にはズーラシアで「ラージャー」の人工哺育に携わった職員も駆けつけてくれ哺乳時の様子を話してくれました(写真左)。写真右の職員は今年度採用で野毛山動物園に配属になった職員で新人教育の名目で総合司会の役を担ってもらいました(写真でもわかるほどの緊張ぶりです)。
哺乳時の話の後は、野毛山動物園に来てからの話を行いました。
話しの後は、一度「ラージャー」を室内に入れ、運動場に誕生日プレゼント(馬の大腿骨)を置きました。
いつも同じところにプレゼントを置いていますので、「ラージャー」も一目散で誕生日プレゼントの確保に向かいます。
大役を終えた総合司会は安堵の表情ですが・・・
プレゼントを手に入れた後は、お客様に見せびらかせた後、一心不乱に大腿骨にかぶりつきます。
お客様に背を向けながら・・・
「ラージャー」も総合司会もお勤めご苦労様でした。
来年も誕生日会をやる場合には、よろしくお願いします。
飼育展示係 大滝