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更新日:2021.01.28ブログ DE 動物病院ガイドツアー vol.11

更新日:2021.01.28

ブログ DE 動物病院ガイドツアー vol.11

ご無沙汰しております。

かなり間があいてしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

病院ガイドのブログ、前回更新したのはもう4か月も前のこと...

(個人的にはこれ以外に別のブログもちょっとは上げているんですけどね...言い訳)

社会の状況はだいぶ変わってしまいましたね。

また緊急事態宣言が発出されたり、それでも人の流れが止まらなかったり、もうすぐ解除されるのか延長されるのかどうなのか・・・。

というのはさておき、前回話題が出たマイクロチップに、今回はフォーカスを当てたいと思います。

前にもチラッとお話しましたが、マイクロチップとはこんなものです。

マイクロチップ.jpg(取扱説明書より抜粋)

長さ約1cmほどの小さな器具で、ガラスのカプセルで包まれています。

これがリーダーです。リーダー.jpgマイクロチップに近づけると、リーダーの電波がマイクロチップの番号を読み取って画面に表示される仕組みになっています。

わかりやすく使い方をご紹介しましょう。

ここに3匹のサル(!?)、トンキチ、チンペイ、カンタがいます。サル3H.jpg

けれども、どれが誰なのかわかりません。

そこでリーダーを当ててみると・・・

IMG_3730.jpgお、番号が出ました!IMG_3728.jpg

君はトンキチくんだったんだね。トンキチ.jpg

というふうに個体識別ができてしまうんです。

ではこのマイクロチップ、どうやって体に入れているのでしょう?

実は、最初はこうなっているのです。

針.jpg太い注射針のようですね。この針の中にマイクロチップが入っているのです。

図解するとこんな感じ。

針説明.jpg(取扱説明書より抜粋)

これを注射器みたいな打ち込み器にセットして、打ち込み器.jpg

それぞれの動物にあった適切な場所に注射します。

そうすると体内に埋め込まれて、抜け落ちなければ半永久的に使用できるのです。

近年では販売されるイヌやネコにもマイクロチップを入れることが義務化(一般の飼い主は努力義務)されていますが、同種の動物を多数飼育している動物園でも、なくてはならないものとなっているのです。

                                     (動物病院 小野)