更新日:2017.01.26集団予防接種
集団予防接種
寒い日が続きますね。巷ではインフルエンザやノロウイルスなどの感染症が流行しているようですが、皆様はつつがなくお過ごしでしょうか?
ちなみに、この「つつがない」という言葉は、「病気・災難などがない」という意味なのですが、「ツツガムシ」というダニの一種に刺されることによってうつってしまう病気にかかっていませんか?というのがその由来だとする説もあります。知っていましたか?
さて、今回の主役は・・・
鳥インフルエンザ防疫の為ご無沙汰!なかよし広場のニワトリたちです!!
12月の初旬から皆様のお目にかかることはありませんでしたが、みんなバックヤードで元気に暮らしています。
この時期、ニワトリたちには、ある大事なイベントが待っているのです!!
それは...
予防接種です!
ウイルスや細菌などが原因となる感染症は、もし1羽だけが感染してしまったとしても、あっという間に同居している他のニワトリにも伝染し広がってしまいます。これを防ぐために、毎年1回、ニワトリたちには2本の予防接種を受けてもらっているのです。
たった2本注射を打つ...といえば簡単に聞こえるかもしれませんが、何しろニワトリチームは50羽以上の大所帯。2名の獣医師が流れ作業のように注射を打っていきます。
ゴイシチャボの小さなヒヨコちゃんにもしっかり注射です。
今回の注射で数種類の病気に対する抵抗力をつけることができましたが、鳥インフルエンザの予防接種はないので、今回の注射では防ぐことはできません。ニワトリたちとのふれあいを楽しみにしていらっしゃるお客様も多くいらっしゃると思いますが、鳥インフルエンザが終息するまでもうしばらくお待ちください。
再びニワトリたちが皆様にお目にかかれるまで、ヒトもニワトリも「つつがなく」過ごせますように。
(飼育展示係 田窪)