更新日:2022.10.25秋の装い
更新日:2022.10.25
秋の装い
秋から冬にかけて日本産の動物たちは
寒い冬に備えて、冬仕様に衣替え?をします。
昨年生まれの若い個体、ホンドタヌキのヒフミは、
食欲も旺盛で、ほっそりした体つきから丸みを帯びた体型に。
粗かった被毛も密に生えそろいモフモフになってきました。
ニホンアナグマのデコポンもかなりずんぐりしてきました。
メスのミカンも体が重たそうです。
棲む地域によっては冬眠したりしなかったり、というニホンアナグマ。
野毛山動物園の2頭は冬眠しませんが、
冬の準備が整ってきているようです。
さてホンドテンのチュウゴ。
ゆっくりですが体色が変化し始めました。
顔、手足が真っ黒から徐々に色が薄れ
全体の色も赤茶色からだんだん黄色味が強くなってきました。
顔をよく見ると・・・
左目の上だけ稲妻のように黄色の筋が入っています。
1週間後、黄色い線は太くなり顔全体も若干白くなり始めたようです。
三者三様に冬の準備が進む野毛山動物園の小獣たち。
ちょっと見ないうちにどんどん変わっていきます。
来園の際はそんなところにも注目してご覧ください。
(やせヒゲ眼鏡 田島) Zoo is the peace!!