カナのペースでゆっくりと

狭い"場所"で不安そうな、ホンドタヌキのカナ。
13歳と高齢のおばあちゃんです。



実はカナはキャリングケースの中にいたのです。
今年の1月に左足の指の治療をしたのですが
（過去の記事はこちらとこちらを参照ください）
再び悪化してきたため、動物病院にて再検査をすることになったのです。



麻酔をかけて患部を確認すると、赤くなった腫瘤がありました。

悪いところを治療して自分の部屋に戻ってきたカナ。
いつも通り、特に不自由な様子はみられません。



組織の一部を検査に出したところ、「扁平上皮癌」だったそうです。
このまま転移がみられず余生を平穏に暮らせると良いのですが。



寝室でゆっくり休んでいるカナ。



体調が良いからなのか、気分が良いからなのか
時折立ち上がり、展示場に出ていきます。



なかなか皆さんにお目にかかれない"レアキャラ"のカナですが





会えた方は皆さん笑顔になるようです。
小獣舎にいる3頭のホンドタヌキの中では一番食欲があるカナ。
食べ過ぎないように気を付けています。
どうかカナが外に出ていても、
驚かさないように静かに見守ってあげてください。

え、3頭のタヌキって⁉カナとヒフミと・・・⁉

（やせヒゲ眼鏡　田島）　　Zoo is the peace!!

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