更新日:2022.12.06【しましま便り】キリンに出会った赤ちゃん
【しましま便り】キリンに出会った赤ちゃん
グレビーシマウマの赤ちゃん。
おてんば娘の「ココロ」のお子ということもあり、やんちゃな気がします。
(2022.11.29撮影 / 眉毛??な赤ちゃん)
ある朝、おはようの挨拶に行くと、眉毛ができていました。
(夜中にどこかにぶつけて、目の上を少し擦りむいたようです...、しかも左右とも...)
現在、一番小さな展示場の練習は天候などを考慮しながら1日2回、
それぞれ1~2時間程度行っています。
(なお、キリンたちやラッキーの健康管理のため、練習をお休みにする日もあります)
(2022.11.28撮影 / 小展示場はもう慣れたかな?)
そんな日々の中で、徐々に慣れてきた外の世界ですが、毎日同じということはなく、
日々新しいことが起こります。朝の展示場では清掃の方が落ち葉を掃く音を聞いたり、
納品業者さんのトラックが走る姿を見たり...風の強い日は落ち葉が舞ったり...
(強い風は苦手なようで、強風が吹いた日は外に出ようとしませんでした)。
(2022.11.25撮影 / 扉からこんにちは)
また、今日はこの扉を開けてみよう、展示練習に担当者がこの位置に立ってみよう、
展示場で不審な動きをしてみようなど、あえて担当者が仕組む新しいこともあります。
(2022.11.27撮影 / あれは誰ですか?な赤ちゃん)
この日は、「担当者でないしましまじゃない生き物(係長)」を配置してみましたが、
落ち着いて過ごしていました。
そんな日々を積み重ねて、どんなことが起きても怖くない!何でも来い!
となってほしいな~と思っています。
さて、11月28日の休園日に、キリンの「モミジ」に展示練習に立ち会ってもらいました。
どんな様子だったかというと...
中展示場に出てきた「モミジ」は、初めのうちは美味しいエサに夢中過ぎて、赤ちゃんに気づかず...。
(2022.11.28撮影 / ペレットの入ったバケツが気になる...)
室内で様子を伺っていた「ココロ」も、そんな「モミジ」に安心したのか展示場に出ていきました。
赤ちゃんは展示場に出てから「モミジ」に気づき、凝視...(「モミジ」はまだ気づかない)。
「モミジ」が気づいていないうちに、赤ちゃんは通常モードになりエサを食べ始めました。
担当者が「モミジ」に赤ちゃんが居ることを教えると...「えっ・・・?」と言った感じで、
小さいシマウマを凝視...。その視線に気づいた赤ちゃんが「モミジ」を凝視...。
(2022.11.28撮影 / 2頭して担当者に何かを訴えています)
といった何とも平和な時間が流れていました。とりあえずの第一歩は成功でしょうか?
今後も「モミジ」の立ち会いも繰り返していくことで、
「モミジ」は安全ということを理解してくれるでしょう。
(2022.11.22撮影 / ちょっと余裕そうな赤ちゃん)
隣り合う展示場(大展示場)で「モミジ」に練習に立ち会ってもらうと、
また違った様子が見られるのかと思いますが、「モミジ」は空気の読める子なので、
きっと大丈夫と思っています。
(しましまじゃない全人類代表 落合)
※シマウマの赤ちゃんを応援してくださる「しましまじゃない」皆様、
張り切って「しましま便」を梱包してしまいました...
現在、22便まで準備中です。