更新日:2023.03.07窓ガラス越しのカグー パート②
更新日:2023.03.07
窓ガラス越しのカグー パート②
前回に引き続き、今回も室内でのカグーの様子を紹介していこうと思います。
室内はヒーターが稼働しているため、乾燥しているこの時期、部屋の中の湿度がとても下がります。
(湿度が低すぎて計測出来ない日も...)
そのため、朝と夕に水をまくことで湿度が下がりすぎないようにしています。
また、水をまくと楽しそうなカグーが1羽...。
それはミドリンです!
(勢いがすごいブレブレのミドリン)
ある一部の場所だけ、水を多めにまいてみると...
水の動きなどが気になるのか、土をつついて掘り返したりしています。
(くちばしが汚れたミドリン)
そんな汚れたくちばしでご飯を待ちわびる2羽は、窓ガラスに近づくため...
窓ガラスは汚れがちです。
しかし、よく見てみると...窓ガラスには土以外の白っぽい汚れも付いています。
この白い汚れはいったい何でしょう?
(汚れた窓ガラス)
実は...カグーの羽には、粉綿羽という一生を通じて生え変わらない微粉末を産生する羽毛があるそうです。
この粉末により、羽毛の防水や汚れを除去するときに役立つといわれ、
カグーのほかにサギ類などにもあると言われています。
この産生された微粉末が窓ガラスに付着して、汚れとして残っているようです。
(こちらを見るムラリン)
そんな汚れた窓ガラスを見かけたときは...
ムラリン・ミドリンが窓ガラスに体などを擦り付けるように外を眺めていたんだなと思いながら、
カグー達を観察してください。
定期的に窓ガラスを拭くカグー担当