更新日:2023.03.28コンドルのブログは難しい
コンドルのブログは難しい
みなさんこんにちは。
私がコンドルの担当になって1年が経とうとしていますが、初めてのブログです。
よく動物園のツイッターやブログなどでは飼育担当ならでは写真を期待されますが、
コンドルはそうはいきません。なぜなら単純に「危ない」からです。
特定動物(※)に指定されています。
(※...動物愛護法で定められた人の生命、身体または財産に害を加える恐れがある動物)
飼育担当は、コンドル舎には清掃や餌やりのために入ります。
しかし、「危ない」ので清掃時は高圧洗浄ホースがそのまま護身用の防具として、
餌やり時は極力入らない方法(入口付近から肉を投げる)で行っています。
つまりどちらの時も、片手にカメラ、なんてことは不可能なのです。
それでも、精いっぱいのタイミングで1年間私が撮りためたコンドルの写真をご紹介します。
いかに少ないか、一緒にびっくりしましょう。
8月。(1枚目が8月でした!早速びっくりですね。)
プール清掃後、水を入れ始めると早速やってきて水浴びを始めたショウ(オス)です。
水浴びの後は羽を広げて体を乾かします。
コンドルは翼を広げると約3m。空を飛ぶ鳥の中では最大級です。
10月の朝一番、2羽で日光浴中の様子です。
これが2022年度私のベストショットです。この角度は飼育員ならではですかね。
チラッとこちらに目線が。
そこから降ってこないでね...(きっと大丈夫な角度でも入るときは常にドキドキしています。)
11月。なぜか土の上に座るヘンリエッタ(メス)。
12月。雨×紅葉で彩られたコンドル舎。
モミジ、かわいいですよね。
コンドル舎周辺にはモミジの木がありますので、ぜひ秋はその紅葉も一緒にお楽しみください。
1月。寒空の下、水替え後にプールにダイブし、水浴び(公式ツイッターでも紹介しました)。
水から上がってまるで誇らしげなショウ。
以上です。
これで全て、ではないですが紹介するに足りないものなのでやはり以上となります。
これからはもう少しみなさんにコンドルの魅力をお伝えできるよう
"安全に注意したうえで" 写真を撮っていこうと思います。
生の目では見ているつもり
飼育展示係 永井