更新日:2023.04.02魚キャッチャー
更新日:2023.04.02
魚キャッチャー
狩りをする動物は動くものを追う練習を常日頃から行うべく、その機会を常にうかがっています。
猫が捕まえたくなる猫じゃらしはそのひとつ。
カワウやペンギンのように水中で魚を捕まえる鳥も狩りの技術向上に余念がありません。
動物病院でリハビリ中のカワウにも魚を狩るリハビリをしてもらいたいのですが、
水中の機会はなかなか提供できないので、動体視力の訓練をしてもらいます。
といっても、これは洗った小松菜の水を切って乾かそうとしているだけなのですが......
小松菜をぶんぶん振ると、カワウは首を振って目で動きを追います。
魚ではないのですが、カワウは「あの素早い動きをしていたものは何だったんだろう?
つついたらまた素早く逃げたりするんだろうか?」と様子をうかがいに行きます。
せっかく洗った小松菜をつついたり引きずりおろされたりしては仕事が増えるだけなので、
高いところに置くと「なんださわれないのか」と不満げにしてみたりします。
ペンギンも素早く動くものを追うのが好きですが、動物園や水族館のペンギンはそれぞれの事情があるので、
ペンギンの遊び相手をしてもいいかどうかは各園館の注意書きをご確認ください。
※ペンギンなどの鳥は枝やペンなどを間違えて飲み込んでしまうことがあるので、
絶対に物を落とさないでください。
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[桐]