更新日:2023.05.12【しましま便り】「リアン」の変化
【しましま便り】「リアン」の変化
一年前の「リアン」...
「ココロ」のお腹の中にいました。
そして、一年後の「リアン」...
GW真っ只中の展示場でゴロンしていました!
この姿...既視感があります...
そうですね、父親「ラッキー」の十八番です(左側:ココロ、右側:ラッキー)。
展示場であっても寝室であっても朝でも昼でも夜でもゴロンしてしまう「ラッキー」。
初めて見ると、ドキッとしますが...(笑)
「リアン」も「ラッキー」の十八番をちゃんと引き継いでいるようです。
さて、生後6か月を迎えた「リアン」はこんなに大きくなりました。
生後6日の頃は「ココロ」と比べても小さかったんですよ。
(あ、こんなに小さかったんだ...と写真を振り返ると実感します。立派になってよかったです...)
草食獣なので、成長はあっという間です。
生後5か月のチンパンジーの「コハル」と比較すると違いがよくわかります。
(コハルの成長を紹介している記事はこちら)
生後6か月になり、「リアン」もやんちゃ坊主になってきました。
最近では母親の「ココロ」にじゃれつくことが増え、
子どものすることと静観する「ココロ」ですが、
ちょっとしつこくなったり、テンションが上がって、
首などに甘噛みのつもりで加減を間違えて噛みついてしまったりすることも...。
そんな時はもちろん「ココロ」も怒ります。
野生のグレビーシマウマは、同時期に出産すると限らないため、
子ども同士で遊ぶ機会はほとんどないそうです。
遊びの中で学ぶことを母親から学んでいるのかもしれません。
授乳についても母親が与える回数やタイミングを決めるため、
「今じゃない」と拒否されることも増えてきています。
こうやって離乳を迎えていくのですね。
展示場での様子も変化し、「ココロ」の姿が見えないと不安になっていた「リアン」も
今では「ココロ」と離れた場所で探索したり1頭で爆走したりしていることが増えました。
体だけでなく、精神的にも大人への階段を一歩ずつ上っている「リアン」。
これからも見守っていてください!
(飼育展示係 落合)