更新日:2023.06.14オシドリ今年も誕生③
更新日:2023.06.14
オシドリ今年も誕生③
さてヒナが生まれたことをお伝えしましたが、タイトルにもある通り
オシドリのヒナが今年も生まれました。
羽も乾いて、目がはっきりしています。
オシドリを含めカモ類は早成性と呼ばれる種類で、
生まれてすぐに親鳥について歩き、自分で餌を探して食べます。
反対に晩成性は、身近な鳥でいうとスズメやハト、カラスなど多くの鳥類が晩成性です。
晩成性は羽もあまり生えておらず、目も開いていない未熟な状態で生まれてきます。
ヒナはしばらくの間親鳥から餌をもらい大きくなって、飛べるようになると巣立ちを迎えます。
休む時は隣り合って休みます。
こちらは育雛箱というもので、ヒナを育てるための箱です。
真ん中を透明のシートで区切ってあり、
奥の暖かい部屋と手前の少し涼しい部屋とで分けており、
ヒナ自身に環境を選ばせるようにしています。
あくびしているところをパシャリ。
さてこれから餌付けをしていきます。
親鳥に代わって餌を教えていくのですが、これが大変です。
無事に餌付いてくれればいいのですが。
野毛山動物園 バードケージ担当
筋トレ部部長 多田