更新日:2023.09.06【あみあみ便り】あえて困難に立ち向かう??
【あみあみ便り】あえて困難に立ち向かう??
今年の夏は暑いですが、夏バテにならずに8月を乗り切ったキリンたち!
「そら」はいつも食欲が落ちてしまうのですが、今年はよく食べてくれています。
ナイトのげまやでも「そら」はよくモグモグと乾草を食べていました。
さて、昨年度のアニマルペアレントの寄付金で購入していただいた乾草フィーダーですが、
キリンたちがいたずらしないか、よ~くよ~く安全をチェックして常設を始めました。
しかも...ただ吊るすのではなく、柵の向こう側に設置するという...
なんと意地悪な担当者とお思いでしょう。
(長い時間をかけて、食べてほしいので...いつもお伝えしていますが...)
真上から見ると、こんな感じに担当者なんて目に入らぬくらい夢中で食べています。
中から見ると、舌をネットの間から入れていることがわかりますね。
そして、器用に舌で乾草を引き出して口に入れていきます。
もちろんフィーダーだけではなく、直接食べられるようにカゴの中にも乾草を準備して、
好きな方から食べられるようにしています。
ところが、なぜか...あえて時間のかかるフィーダーを使うことも。
翌朝、昨夜の残餌量を確認してみると...
満杯だったフィーダーは空っぽ。
食べやすいはずのカゴにはまだ残っています。
(フィーダーから食べない可能性も考慮して、いつもより多めに給餌していたので、残餌は多めです。)
同じ乾草でもフィーダーを選ぶことがあるので、あえてフィーダーを選んで食べているのでしょうか??
本来、舌を使って木の葉を食べるため、舌を存分に使える環境をキリンたちは求めているのかもしれません。
担当者だったら、ちょっとでもラクしたいな~と思ってしまいますが、
あえて困難なフィーダーにチャレンジし続ける「そら」と「モミジ」なのでした。
ところで「モミジ」ですが...
写真を撮るために脚立に載っている担当者を見つめ続けています。
「モミジ」の中で、担当者が脚立にのる=木の葉などを吊り下げてくれる時!!
のようで、期待のキラキラした眼差しを向けて待っていました。
(夏が過ぎれば食欲の秋 落合)