更新日:2023.11.07わたりどりの日 ①
更新日:2023.11.07
わたりどりの日 ①
10月中世界渡り鳥の日に合わせてパネル展と特別ガイドを実施いたしました。
見ることができなかった方に向けてブログでも紹介しようと思います。
表紙の写真は当園の職員の写真で、福岡の今津干潟で撮影したものです。
クロツラヘラサギは当園のバードケージでも飼育しており、
日本には冬鳥として渡ってくる冬鳥です。
2枚目のパネルでは渡り鳥の種類を紹介しています。
パネル内では文字数も限られているため夏鳥、冬鳥、漂鳥、留鳥を紹介しましたが、
旅鳥という鳥もおり、日本よりも北の国(ロシアなど)で繁殖し、
日本よりも南の国で越冬 (冬を越す場所)する鳥で、
渡りの途中に日本を中継していく鳥のことを言います。
例えば、シギ類の多くがそうです。また、カモ類の多くは冬鳥ですが、
その中でもシマアジという種類は旅鳥になります。
シマアジ
3枚目のパネルでは渡り鳥の渡る理由と渡る距離について紹介しました。
鳥たちは想像以上の距離を1年間で移動しています。
その理由は冬になるとそこでは餌が取れなったり、
気温が寒すぎたりするからなどと考えられていますが、実際はよくわかっていません。
4枚目では
渡り鳥の体の構造と渡りの中継地について紹介しました。
次のブログに続きます。
野毛山動物園 バードケージ担当
筋トレ部部長 多田