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キバラクモノスガメが孵りましたの写真

更新日:2017.12.20キバラクモノスガメが孵りました

更新日:2017.12.20

キバラクモノスガメが孵りました

キバラクモノスガメが孵りましたので、その様子をご紹介します。

孵化したのは12月11日で、その前日から嘴打ちを始めました。

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12月10日の朝、爬虫類館に行って孵卵中の卵を見ると、小さな穴が開いていました。本来、嘴打ちの言葉通り、嘴を使って卵を割っていきますが、確認した時点ではなぜか右前脚が出ていました。脚を使って卵をこじ開けるつもりなのかは分かりませんが、この日の夕方まではこの状態から変わりありませんでした。

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翌日確認すると、無事に卵を割って出てきていました。

朝、確認した時点では、体半分しか出ていませんでしたが、昼過ぎに確認すると全身卵から出ていました。

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ちなみに一枚目の写真の卵の上部に書いている数字が産卵日です。

3/1・・・温めてから9か月経ってようやく孵ってくれました。

キバラクモノスガメの卵は一般的に孵化までに7か月以上と言われていて、今回孵化した個体も発生は確認していたものの待てど暮らせど孵らず、中止卵かと半ば諦めた年も暮れた12月11日に無事に孵りました。

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孵化して数日は安静にしたかったので、孵卵器の中で飼育していましたが、採食も確認し、だいぶ活動的にもなったので展示水槽に移しました。

基本的には、地面に潜っていることが多いですが、のんびり成長する姿をぜひ見に来てください。

飼育展示係 大滝