更新日:2018.05.13インドホシガメが孵りました
更新日:2018.05.13
インドホシガメが孵りました
5/7にインドホシガメが孵りました。今回は、孵化に至るまでの担当者とインドホシガメの攻防をお知らせします。
この個体、嘴打ちを始めたのが、孵化の前日になります。
GWの休みボケで眠い目を擦りながら、インドホシガメの孵卵器を覗くと・・・
なにか異変を感じます。
一つずつ、よく確認してみると
孵卵中の一つにヒビが入っています。
どうやら、嘴打ちが始まったようです。
このまま孵化すると、孵化した際に他の卵を転がしてしまうので、個別に管理します。
ここから、短気な担当者と呑気なインドホシガメの攻防が始まります(特に何をするわけではありませんが・・・)
嘴打ちが始まったものの当日は、ここまでしか嘴打ちが進みませんでした。
次の日、朝確認すると昨日よりヒビが拡がっています。
30分後、ヒビの隙間から辺りの様子を伺う子ガメと目があいます。
目があった途端、殻の中に引っ込んでしまいましたが・・・
2時間後、右前肢が出てきました。
このままの勢いで殻から出てきそうですが
夕方までには、ここまでしか出てきませんでした。どうやら疲れたらしく、今日はこのまま寝るようです。
ここまで、出てきたら孵化したと言っても過言ではないので、日報には孵化と記載しましたが、早く全身殻から出てきてほしいものです。
翌日の朝確認すると、体半分出てきて、
昼前には、ようやく全身出てきてくれました。
以上、短気な担当者と呑気なインドホシガメの攻防でした。
飼育展示係 大滝