更新日:2018.10.04お客様と一緒に暑さ対策
お客様と一緒に暑さ対策
今年の夏は今までにないほどの猛暑となっていましたが、皆様はどうお過ごしでしたか?
小動物とのふれあい体験ができる「なかよし広場」でも、動物たちの健康管理のため様々な工夫をしていました。
例えば、動物がいる台には氷を設置し、少しでも暑さを和らげられるようにしていたり、
なかよし広場は屋外施設なので扇風機を何台も回して広場内に風を送っていました。
氷の上に乗っているハツカネズミ
モルモットやハツカネズミたちは氷にくっついたり、氷の上に登ったりして氷を活用して暑さをしのいでいました。
氷にくっついて涼むモルモット
また、今年の夏は猛暑を超えて酷暑となりましたので、動物たちもバテ気味でした。
そのため気温が28度を超える日は、ふれあい時間も30分ごとに動物のメンバーチェンジを行って、動物たちの健康管理を試みました。
職員たちが30分ごとに動物交替の準備をし、せっせと交替をしていきます。
「交替の時間だよ!」
部屋に戻ったモルモットたちは冷房の効いた部屋で白菜や小松菜などの野菜をもらいお休みします。
白菜を食べているモルモット
「私のよ!」
ハツカネズミも冷房の効いた涼しい部屋で休みます。
暑さに強いニワトリでさえ猛暑では長時間外に出ているのは疲れてしまうようです。
ニワトリは1時間交替でふれあいを行っていました。
また、なかよし広場には貸出し用のうちわがあるのですが、この夏はなかよし広場をご利用のお客様が動物たちを扇いでくださる場面がよく見られました。
貸出し用うちわ
おひざの上で扇いでもらっています。
「涼しいな~」
こういったお客様のお気遣いはとてもありがたいです。
ただ動物にさわりたいというだけでなく、動物たちの体調を考えて無理の無いようにという意識を持って、ふれあいをしてくださっているお客様がたくさんいらしてとても嬉しくなりました。
これからもお客様と動物がより仲良くなれる「なかよし広場」になるように、新しいアイテムの準備や情報発信など積極的に行っていきたいと思います。
これから秋になり涼しくなっていき、次は冬が来ます。
冬はまた別の動物たちの寒さ対策をしていく予定なので、その際はご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
なかよし広場 伊藤