更新日:2018.12.23近くで見られるかも?
近くで見られるかも?
冬の日の入りは早いですが、この季節にしか見られない風景があります。それはこちら!!
夕日に照らされて、輝くランドマークタワーと「モミジ」。
「そら」も哀愁(?)が漂って見えます。木の葉が落ちて、ランドマークタワーが良く見えるこの時期には、夕日が反射してキレイですよ。
そして、今回のタイトル「近くで見られるかも?」いうお話ですが...一体なんのことでしょうというと...「そら」と「モミジ」には大切な日課がありますね。
それは、削蹄や採血、触診などの健康管理のために実施しているトレーニングです。
トレーニングはいつも園路とは反対側の小展示場で実施しているのですが...お客様にはお尻を見せてばかり。。。「何しているのだろう?」「エサをあげているね~」とお客様の声は聞こえてくるのですが、場所も遠く、トレーニング中はホイッスルを咥えていることもあり、いつも説明もできずにモヤモヤしていました。
そこで...ある場所でのチャレンジを始めました。それはこちらです。ここがどこかわかりますか?
お客様の姿も見えますね。そうです、園路側でのトレーニングです。
「そら」はカメラマンが気になるようですが...。ちなみに、チャレンジの内容は毎月1回の採血をお客様に見える場所で実施することでした。
まずは、カメラマンと遊びたい「そら」の気持ちをトレーニングに切り替えてもらいます。
トレーニングスイッチが入ると天才的な「そら」!準備ができたところで、獣医さんの登場です。
軽くタッチした後に、消毒をして針をスッと刺し、採血を開始します。
「そら」の首から伸びたチューブに血液が流れ、赤くなっているのがわかりますね。「そら」は気にせずに、集中しています。
あっと言う間に採血が終わり、獣医さんからご褒美をもらって終わりです♪
簡単にさらっとお話しましたが、担当者はドキドキ。そして、さらに獣医さんももっとドキドキしているはずです。いつもと違う場所での採血、お客様のいる前での採血、いつもと違うけれど、いつも通りできることか確認しています。物怖じしない「そら」ならきっと大丈夫ですが、好奇心旺盛なので集中スイッチを入れられるかがポイントです。
そして、問題は...あがり症の担当者。準備ができた時には、日々「そら」や「モミジ」の協力のもと取り組んでいるトレーニングのお話をするぞと思っていますので、練習風景を見かけた時は、温かく見守ってください。
(飼育展示係 落合)