更新日:2019.02.19嬉しいお便りいただきました
更新日:2019.02.19
嬉しいお便りいただきました
動物園の飼育員も出張があります。会議等への出席もありますが、この時期特に多くなるのが小学校への授業のために出張するケースです。
小学校1年生の国語で「動物の赤ちゃん」という単元があります。著者はよこはま動物園の初代園長も務めた故・増井光子氏です。1年生はみな、この時期にこの単元を学ぶので、同じ時期に出張の申し込みが殺到するのです。
先週、私は緑園西小学校へ出張してきました。教科書では、ライオンとシマウマ、カンガルーの赤ちゃんが登場しますが、「これは何の赤ちゃん?」と様々な赤ちゃんのスライド写真をまじえて問いかけ、動物の赤ちゃんの違い(肉食と草食、鳥類、爬虫類などなど)を紹介していく、というプログラムです。
ただ45分間座って話を聞いているだけだと、飽きてしまうので、カンガルーの赤ちゃんの実物大模型やダチョウの卵の標本を持参しました。
これは、樹脂粘土製のカンガルーの赤ちゃんの模型です。
プログラムの後の質問コーナーでは、たくさんの質問があって時間が足りなくなるほどでした。子どもたちの好奇心には目を見張ります!
その数日後、こんな素敵な冊子が届きました。
子どもたちのメッセージとともに、当日の授業の写真まで貼っていただいていました。
一生懸命書いてくれたメッセージ、とても嬉しかったです。
「将来、飼育員になりたい」と何人もの子供たちが言っていますとの、先生からのメッセージ付きで、ありがたい限りでした。
また、興味津々で調べ学習に向かっているとのことで、学びの一助となってくれたことを光栄に思った日でした。
(橋本雅子)